2013年6月10日月曜日

清潔志向の先に



日本ではじめてスギ花粉症が認められたのが約50年ほど前のことです。

この頃から、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどの

アレルギー性疾患が急激に増えてきます。

その理由のひとつとして、

清潔すぎる環境が関係していると言われています。


殺菌・除菌・抗生物質などを用いて

菌を排除し、体の中も外も清潔に保とうとしても、

自然の中、また社会生活を営む上でも、

無菌状態の環境で生きていくことはできません。


人は菌と共生していかなければならないのです。


寄生虫研究・腸内研究第一人者の藤田紘一郎博士は、

このように述べています。

清潔志向が、私たちの周りにいて免疫力を高めてくれている
細菌類を一方的に追い出し、免疫力低下を導き、
アレルギー疾患を生み出したのです。
私たちの体は細胞も免疫システムも1万年前と全く変わりません。
ここ50~60年の間に凄まじく一変した人類の生活環境に
体のほうがついていけないのです。
(著書「アレルギーの9割は腸で治る」より省略抜粋)


便利社会下の食生活や生活習慣の変化も

現代人の免疫低下の原因のひとつと考えられていますが、

確かに、ドイツでも農場に住む子供には

アレルギーが少ないと言われています。

その理由が幼い頃から動物や自然と触れ合いながら暮らす

清潔志向とは逆の環境にあるとも言われているのです。



腸内をはじめとする体内の細菌たちも

調和した共存状態にあるからこそ、

私たちの免疫力と健康を支えてくれているのでしょう。






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